Easeful Life 北欧雑貨と整理収納

北欧家具は買えない私が、雑貨で北欧「風」インテリアをめざすブログです。整理収納もサブテーマ。

知らないと恥ずかしい?北欧照明の一般常識?

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インテリアの印象を大きく左右するのが照明プラニング。

おうちの建築が佳境に迫っている方は、大いに頭を悩ませていることでしょう。
お部屋の模様替えを検討されている方にとっても、同じく難問だと思います。
 
かく言う私も、リビングダイニングの照明選びは最後まで難航しました。
北欧系の照明を探していたのですが、おしゃれなものが沢山あって、なかなか決めきれませんでした。 

 

 

我が家のLD照明

北欧照明の絶対的王者であるPH5に憧れがあったのですが、家族から形がややこしい、ホコリが溜まりそうとの誹りを受けて候補から早めの脱落。
 
そんなエース不在の照明ダービーで最終的に栄冠を手にしたのはこちら。
 
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AJロイヤルとヤコブソンランプ 。
 
前者はアルネ・ヤコブセンのデザイン。
後者はハンス・アウネ・ヤコブソンの作品です。
ちなみにヤコブセンデンマーク出身、ヤコブソンはスウェーデン出身です。
全くの別人なのですが、恥ずかしながらわたくし、最近までお二人を混同しておりました。
 
ややこしいですね。
そして、どちらがどちらか覚えられない。
 
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AJロイヤルは金属製ですが、前述のPH5も金属製。
PH5のデザイナーであるポール・ヘニングセンはデンマーク人なのですが、AJロイヤルのアルネ・ヤコブセンも同国のデザイナー。
デンマークは金属製の照明が主流なのでしょうか?
 
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一方、ヤコブソンランプ のハンス・アウネ・ヤコブソンは、スウェーデンのデザイナー。
スウェーデンといえば、北欧インテリアでは外せない白樺製品が有名ですね。
白樺のランプシェードなんてのもしばしば見かけます。
 
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ヤコブソンランプ は薄くスライスしたパイン材から作られているのですが、スウェーデンでは自然素材の照明器具が人気なのでしょうか?
なんとなく、ナショナリティーの紛らわしさは解消したような気がしますが、センorソン問題は棚上げですね。
 
いずれにせよ、このAJロイヤル、ヤコブソンランプ ともに非常に雰囲気のある照明です。
 

AJロイヤル(アルネ・ヤコブセン

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AJロイヤルですが、もともとは1950年代にコペンハーゲンロイヤルホテルのために作られたもの。
発表翌年に一般向けに製品化されたそうです。
評判が良かったのでしょうね。
 
上部のルーバーから天井に抜ける光も美しいのですか、個人的には、その存在感がたまりません(直径50cmの半球は迫力があります)。
これ一つで北欧感を演出してくれます。
 
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照明の大きさに関しては、吊るした照明の直径の合計(直径20cm×3灯なら60cm)が、ダイニングテーブルの全長の1/3程度になるとバランスがよいと言われているようです。
AJロイヤルは直径50cm程度あるので、一般的なダイニングテーブルに対して、1灯で釣り合うのも頼もしいですね。
 
本当はテーブルから60cmに器具の下端がくるのが美しいバランスのようです。
我が家にはいたずらっ子がおりますので、容易に触れないよう100cmの位置に吊るしております。
個人的には、そこまで違和感はないので、照明位置に悩まれている方は、
参考になさってください。
 

ヤコブソンランプ(ハンス・アウネ・ヤコブソン)

一方のヤコブソンランプ ですが、前述の通り薄くスライスしたパイン材が使用されています。
 
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スライス状のパイン材を通った優しい光がインテリアになんとも言えない表情をもたらしてくれます。
 
個人的にはAJロイヤルびいきなのですが、我が家に来てくれた方の間では、ヤコブソンランプ のほうが評判が良いです。
 
 
我が家で採用しているものを紹介しましたが、北欧照明には他にも名作がたくさんあります。
みなさんもぜひ、ご自宅のインテリアにぴったりな照明をさがしてみてくださいね。