造作風の食器棚を安く造るには
北欧「風」ナチュラルインテリアをめざすブログEaseful Lifeをご覧くださりありがとうございます。
前回ご紹介したキッチン裏の食器用引き出しについてもう少しご紹介したいと思います。
マイホームをご検討された方であれば、一度は造り付けの食器棚に憧れたのではないでしょうか。
かく言う私も、計画初期の夢見がちな時期には、絶対造作なんて思っていました。
その後、金勘定しなくてはならない時期になり、造作の食器棚が高嶺の花だという現実に引き戻されたのでした。
しかし、節約しつつも造作「風」食器棚を目指して試行錯誤した結果、満足できる形にすることができましたので、我が家のケースを共有させていただきますね。
引き出しを入れる前のキッチンカウンター。
大工さんに枠だけ造り付けてもらいました。
ちなみに、木種はタモです。
寸法は、こちらのパモウナの引き出しがぴったり入るサイズです。
ちなみに、ユニット上に乗っているのは、天板として使うタモ集成材。
ユニットは天板なしで購入。
大工さんがクランプと余り物の板で天板を圧着してくれました。
(圧着している状態はインパクト大ですね)
天板を固定し終えたユニットをカウンターにはめ込んだのが最初の写真です。
ぴったりサイズで設えてもらっているので見栄えもなかなかよい感じ。
前板もアイカ工業のハイグレードなメラミン化粧板が使われており、
安っぽさはありません。しかし、脚元が白の合板剥き出しなのはいただけません。
そこで、100均で購入した面ファスナーと両面テープの出番。
後ろにみえるのは、木材のECショップのマルトクでカットしてもらったタモ材です。
こんな感じで本体と木材それぞれに対して、面ファスナーを剥がせる両面テープで留めます。
そして、面ファスナーで本体と木材をくっつけます。
これで簡単にはとれませんし、埃がたまったら外して掃除機もかけられます。
脚元の合板部分をカウンターの素材と同じタモ材でふさいだことによって、一体感が出ました。
カウンターと引き出しの面材の色が違うのは、システムキッチンと色を合わせたためです。
また、インテリアのテーマのひとつが、ツートンカラーのため、あえて色を変えたという面もあります。
ちなみに、天板とカウンターの間にある数センチの隙間ですが、
こんな感じで、スチームオーブンの金属プレートを収納するために空けておいたものです。
旧宅では収納場所に困っていたのでなかなか便利ですよ。
節約しつつも造作感のある食器棚が欲しい!
という方の参考になれば幸いです。